昇級・昇段審査会
昇級審査会は、春・夏・秋と年3回行われます。
審査要項は各級別に異なり、その要項をクリアしなければ昇級できません。
無級 | 【立ち方・基本・移動・形】の15項目 |
---|---|
10・9級 | 黄帯用の【立ち方・基本・移動・形:2】の15項目 |
8・7級 | 橙帯用の【立ち方・基本・移動・形:3】の15項目 |
6・5級 | 青帯用の【基本・移動・形:3・組手:2試合】の15項目 |
4・3級 | 緑帯用の【基本・コンビネーションA:8動作・形:4・組手:2試合】の15項目 |
2・1級 | 茶帯用の【基本・コンビネーションB:8動作・形:3・組手:2試合】の15項目 |
昇段審査会は、年1回、秋に行われます。
昇段審査の審査要項は、審査員がその場で基本形【平安】の中から一つの形を指定します。指定された形、および転掌・ならびに修交会の指定形を二つ演武します。
指定された平安の形の中の2か所を指定され、その部分を説明しながら分解を行い解釈をつけて実践します。したがって、どの部分を指定されても解釈が出来るようになることが必要となります。
形を分解し解釈することによって、その形の技の意味や特徴を把握し、より一層「緩急・強弱」そして「手・足」の軌道・細やかな動きが要求されていることを理解でき、後進の指導ができるようになります。
最後に組手を2試合行います。
参段位を受審する場合は、小論文の提出が必須となります。題は【指導論・実技論・組織論】の中から一つ選んで小論文を作成します。
実技においては、審査員からその場で基本形【平安】の中から一つの形を指定されます。指定された平安をまず打ちます。次に、修交会の指定形の中から一つ、全空連の指定形の中から一つを演武し、それぞれの形の中の2か所を説明しながら分解を行い解釈をつけて実践し、最後は組手を2試合行います。
それと合わせて、人間性・指導力・貢献度等もクリアしなければ昇段できません。
高段位・称号・資格審査会は年1回秋に、総本部道場(神戸)において行われます。
小論文の提出、題は【指導論・実技論・組織論】の中から一つ選んで作成したものを提出します。
実技においては、修交会指定形の中から2つ選んで演武し、それぞれの形の中の2か所を分解・解釈します。技の難易度や理解度が問われます。
最後は組手を2試合行います。